当院での対処法
- 飲む
麻酔薬 - 鎮静法
当院での対処法には、この2種類があります。
飲む麻酔薬
飲む麻酔薬の方は画期的なもので、北陸ではまだほとんど導入されていないと思います。
これは舌の上に1滴たらすだけ。とっても簡単です。
効いてくると、交感神経の作用が抑えられるので、ドキドキなどの興奮状態からうとうと眠くなっていく感じです。
(人の攻撃性を低下させるので、暴言を吐く夫に飲ませたらやさしくなったという患者さんもいました。)
特に、不眠、痛み、けいれんを抑える、不安を抑える、てんかんなどには高い効果を期待できます。
しかも、副作用も心配するほどのものはなく、とても安全です。
しかし、日本ではなかなか広まらないのが現状です。
その訳は…
なんと、大麻から作られるからです。
大麻の中に、THCという成分が含まれていますが、このTHCに幻覚作用があり、法的に規制されています。
しかし、THCを取り除けば、日本でも使用可能で、大麻のいいとこどりができるわけです。(「日本で使える医療用大麻」)
「日本で使える医療用大麻」の効果は、世界的にも見直しが進んでいて、WHO(世界保健機関)も科学的な見直しを80年ぶりに始めています。
とはいっても、日本ではまだまだ誤解されそうな現状ですので、いろいろな医療機関でこの「日本で使える医療用大麻」が使用され、医学的証拠が積みあがっていきながら今後は普及していくものと思われます。
当院で使用している「日本で使える医療用大麻」は、1度も農薬を使われたことのない広大なヨーロッパの土地で生産されたものです。
鎮静法
- 削る時の音がいや。
- 歯医者が怖くて行きたくない。
- そうして治療せずにいたら大変なことになった。
- 心臓がバクバクして、治療後すごく疲れる。
このような経験のある方に、ぜひおすすめなのが、鎮静法です。
一般的な歯科医院では、局所麻酔を十分に効かせて治療を行っていますが、患者さんの恐怖心がなくなるわけではありません。
また、笑気麻酔というものもありますが、いまいち効いているかもよくわからないので、最近ではほとんど使われなくなっています。
一方、鎮静法では、お薬でウトウト眠ることができるので、ストレスなく治療を受けることができます。
麻酔の特殊な知識が必要なので、どこの歯科医院でもできるわけではありませんが、当院では所属する歯科医師全員が鎮静法の研修を受けており、実際この鎮静法を行う際は、歯科医師2名体制で安全に行っています。
鎮静法を受けた患者さんは
「目が覚めたら、治療が終わっていた。」
と言われる方がとても多いです。
それもそのはず、患者さんは治療中、爆睡していますから治療中の記憶が全くないのです。
恐怖心の強い方は、がんばって治療を受けようと思っても、それが強いストレスになって体にもよくないので、決して無理をなさらないようにすることをおすすめします。
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